太陽光発電の補助金

太陽光発電を設置する際、国が補助金を出してくれる助成金制度があるのをご存知ですか?
太陽光発電の助成金は2004年度に1kw/4万5千円、2005年度に1kw/2万円でした。
2005年度で太陽光発電の助成金制度は終了していましたが、この度太陽光発電の助成金制度が復活しました。

今回の太陽光発電助成金は1kw/7万円となります。
3.5kwの場合で、3.5kw×7万円=24万5千円
4.0kwの場合で、4.0kw×7万円=28万0千円

上記が実際の太陽光発電導入における助成金です。
これらの金額は、一般的な太陽光発電導入費用の約1割となります。

太陽光発電システムで得する?

この太陽光発電の助成金に関する記事をご覧の皆さまは既にご承知かもしれませんが、
再度復習の意味で太陽光発電システムについて簡単にご説明します。

一般的に、太陽光発電システムの定格出力1kWあたり、年間約1000kWhの電力を発電できると言われています。
平均的な一般家庭での年間消費電力量は、約3600kWhとなっています。
上記を踏まえると、単純計算で定格出力3~4kWの太陽光発電システムを設置すれば、電気代は0円ということになります。

とは言え、太陽光発電システムは初期費用がかかります。
太陽光発電の初期費用を削減できる電気代で割れば、何年でもとが取れるのかを計算できます。
一般家庭の年間消費電力量は、約3600kWhは電気代にすると大体9万円(東京電力の場合の概算)
標準的な4kWの太陽光発電システムの機器代を200万円と考えると、200万円÷9万円=22.2…ということで、22年ちょっととなります。
太陽光発電システムの工事費用やメンテナンス費用を考えると、25年~30年となります。今後の更なる太陽光発電システムの低価格化と、発電効率のアップが望まれます。

これらは、太陽光発電にかかる費用の側面からのお話ですが、地球環境という観点からみても太陽光発電システムは非常に優れています。

工事費用は?

ご自宅に太陽光発電を導入する場合の費用は、容量や採用する太陽光パネルなどにより様々です。
太陽光発電工事は、リフォーム業者さんなどが対応しています。
太陽光発電導入を検討している方は、近所のリフォーム業者さんなどに見積もりを依頼するとよいでしょう。
近所の業者さんですと、お住まいの自治体の助成制度にも詳しいので安心です。